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*「現代ギター」'20 12月号*
 '20年11月23日発売の「現代ギター」12月号に<なかのかつき>インタビュー記事が4ページに亘って掲載されました。インタビューアー:松岡滋(ギタリスト)。


*(出演)ABCテレビ「キャスト」'20 9月29日放送*
 「キャスト」という報道番組の中で「さよならグラナダとなかのかつきのギター人生」が紹介されました。


*(出演)テレビ大阪「OSAKA LOVER~大阪人の新常識~」'20 3月14日放送*


*「朝日新聞」'02 3月24日 朝刊*
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*「現代ギター」'92 1月号*
 巻頭のCLOSE-UPのコーナーで大きく3ページにわたって取り上げられました。

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*「朝日新聞」'90 6月7日 夕刊*
 梅田・阪急東通りのはずれ、ギター好きの間では有名な"グラナダ"。若手ギタリストの登竜門とあって、来年六月までスケジュールはいっぱい。毎日ライブがあり、東京や地方から訪れる人も多い。

 知名度からは、想像できないほど小さな店構え。サクロモンテの丘、ジプシーの住む洞窟(どうくつ)をイメージしている。壁をうめる飾り物は、ほとんどがスペイン製。

 ライブ中は照明を落とし『聞く』ことに専念するコンサート形式。演奏の合間、グラナダ名物・トロスをほお張り、音楽の話に花が咲く。"新国劇"出身のマスター、中野勝城さん(48)のフラメンコギターも魅力のひとつ。

 気取った店ではないので、音楽にくわしくなくても大丈夫。"今"からギター好きになれそうだ。午後6時開店、平日は午前2時まで営業。


*「日刊ゲンダイ」'90 5月12日*
 京阪神 ライヴバーガイド
 グラナダ キタ

<わずか20人定員の店>
 ぎっしり入って20人ほどの小さな店。この規模だからアコースティックな音が楽しめるわけだ。オーナーのなかのかつきさんは、元はラテン音楽をやっていたが「ひとつの楽器でオーケストラの音もこなせる」アコースティックギターを広めようと72年にここをオープンした。
 ライブは1日3回。日曜日から金曜日はなかのさんと、ギタリストでもあるスタッフが演奏。クラシックを中心に、ラテン、フラメンコ、シャンソンと、幅広く聞かせる。

<ギタリストの登竜門>
 土曜日だけは、外部の人を招いてのライブ。「日本人で生ギターオンリーのライブをやるのは当店だけ」というだけあって、土曜のライブはプロを目指す人にとっての登竜門。ここから国際的な舞台で活躍しだした人も少なくない。土曜日のスケジュールは1年先まで決まっているという。

<静まり返ってライブを>
 生ギターのよさはなかのさんによれば「心の静まる音楽が奏でられる」ところにあるという。小さい店ということもあるが、ライブ中は、水を打ったように静まり返り、ジッとお客さんは聞き入っている。
 チャージ500円、ショットは400円。スペインの甘い果実酒サングリラも400円で。ボトルキープは5000円。


*「ぴあ」'90 2月15日*
<グラナダ ギター音楽を一般大衆的に。>

 梅田の東通り商店街を通り過ぎた所にあるグラナダはフォークからフラメンコまでといった"幅広いギター音楽のたまり場"である。店内はジプシーの住む洞窟のような造りでパエジャというスペイン鍋やフライパンがかかっており、ほどよくガットギターの音色を反射させている。常連客の中には、ナルシソ・イエペスの「禁じられた遊び」がはやった'60年代を経験してきた中高年や、大学のクラブでガットギターのすばらしさに目覚めた若者が多く、余分な音を立てないよう飲食の手を休め音色を楽しんでいる。

 オーナーの中野勝城氏は「ギター音楽はロックと違いひとりでもできるもの。それだけに基本に忠実でないといけないけど、そのデリケートな音を一度耳にしたらたちまちとりこになってしまう。だから聞き手も弾き手も必死なんですよ」と言う。そして「これらのジャンルの音楽は他に比べてまだまだあまり聞かれていない。それだからこそ、うちが一般大衆化させなければ」と決してライブチャージを値上げせず、またプロを目指す若者への援助も忘れていない。こういったひとつの音楽に対する徹底した姿勢、が長く人々に愛される理由であろう。


*「読売新聞」'88 10月20日*
<ライブハウス グラナダ>

 ガット・ギターでクラシックとラテンが聴ける。
 店主の中野勝城さん(四六)は、サラリーマン時代に同僚とラテン・デュオを組んでいた。エルマノス中野の芸名でキングからレコードを出したことも。趣味がこうじて十七年前にこの店を開いた。

 「ギター・ファンよ、集まれ!共に楽しもう」が信条で、店内(約二十平方㍍、二十席)には白壁にスペインから取り寄せた陶器、人形、食器を飾り、月~水曜には自ら赤シャツと黒ズボン姿でラテン・ナンバーをトリオ・ロス・パンチョス調のノドで聴かせる。木・金・日曜は若手プロのセゴビアやイエペスがたんのうできる。ワインとギョウザの皮でソーセージとチーズを包み揚げたトロス、付き出し、チャージで二千二百円。


*「毎日新聞」'88 10月8日*
<秋の夜長、好きな音楽を生で>

 照明が落ち、ピアノとマイクスタンドにスポットライトが当たる。ライブが始まる直前の緊張感、胸の鼓動も最高潮。好きな音楽を生で聴くのはやっぱりこたえられない。今回は、秋の夜長にぴったりの本格派ライブスポットを紹介します。

 まず、阪急東通商店街の東端にある日宝東阪急レジャービル4階の「グラナダ」℡06・314・1267。ガットギターを使ってクラシック、フラメンコなどを聴かせてくれる。20人も入ればいっぱいになる小さなお店。壁にはパエリアを作る大きな鍋やフライパンが並んでいる。飾り物は、ほとんどスペイン製でまるでジプシーの集まるライブハウスみたい。ギター演奏は毎日PM7時半、9時の二回。マスターの中野勝城さんもギタリストで弾き語りをしてくれる。ギターを愛する人たちが集まって、和気あいあいと音楽を語っている。ギター持参もOK。ギタリストを志す関西若手の登竜門にもなっている。世界的に活躍している岩永善信さんも19歳のころ、この店で腕を磨いたそうだ。営業時間はPM6時~AM2時、日・祝日はPM11時半まで。無休。チャージ五百円。


*「ランナーズ」'88 6月号*
 詳細はこちら


*「夕刊フジ」'74 6月18日*
<梅田>

 手軽にラテンムードの楽しめるスナックが、阪急東通り商店街のはずれの日宝東阪急レジャービル四階にあるスペイン風居酒屋「グラナダ」。ちっちゃな店だが、インテリアから音楽まで、ラテンムードいっぱい。毎日、本格的なギターの生演奏が聞けるのだが、なんたって魅力だ。とくに、木、金、日は、マスター自らのひき語り。桂三枝そっくりのマスターが、あざやかな演奏を聞かせてくれるので、立って聞く人もいるほどの人気がある。それでいて、サントリーオールドのボトルが四千五百円という安さ。上品な店のムードも加わって、若い女性客も多い。おつまみはグラナダ特製のチーズ、ソーセージをギョウザの皮で巻いて揚げたアイデア料理「トロス」(三百円)がおすすめ品だ。


*「現代ギター」'72 5月号*
 大阪初のスペイン風居酒屋「グラナダ」が、去る一月十五日に開店した。所は大阪駅より徒歩で約十分、阪急東通り商店街の東端にあたる、日宝東阪急レジャービルの四階である。

 店は約二十平方メートルほどで、その中にカウンターとテーブル席がある、十五人もはいれば満席という小じんまりした店である。

 特設のステージでは、毎週土曜日ごとに、若手ギタリストによる種々の演奏が催され、平日も店主の中野氏が、弾き語りで観客の耳を楽しませてくれる。また、一般客も参加できるようにと、ギターもクラシック用とフラメンコ用の二本が用意されている。

 居酒屋という店柄、フラメンコの演奏は適しているが、クラシックの方は少し場所に合わないような気もした。また、演奏中の観客の態度は総体的に良いが、中には演奏に興味が持てないのか、談合し、時として笑い声が巻き起こったりすることもあり、奏者には気の毒に思えた。今後、各地でこのような店が増えると思うが、奏者が演奏に熱中できる良い環境をぜひ作って欲しいものである。

 なお、各週の演奏者については本誌のコンサートガイド欄で紹介されているので、興味のある方は一度覗いて見るのも良かろう。


※店主談
 当時を振り返り、オープン当初の課題は酒場でのクラシックギターの演奏でした。日本で初めての試みなので試行錯誤でした。しかし、次第にお客様の協力も得、グラナダ独自の法則も出来上がり、演奏中はオーダーストップ、私語厳禁。更に禁煙というスタイルが今では常識となりました。店の広さと音響装置の効果で、グラナダで聞くライブが最高だという評価を得ています。


*(CD)◆青春の灯・潮花採りの唄 (なかのかつき)*

<青春の灯 (歌・なかのかつき)>
 詞・曲 なかのかつき
 編 曲 山田 恵範

  青春時代の郷愁を明るく元気に歌い、
  貴方に夢と希望を与えます!!
  60年代の懐かしい良き昭和が蘇ります。

<潮花採りの唄 (歌・なかのかつき)>
 詞・曲 なかのかつき
 編 曲 山田 恵範

  伊豆諸島の<利島>に古くから伝わる
  若者の恋の風習を、詩情豊かに謳い上げた
  文芸演歌!!


*(出演)関西テレビ「浜村 淳の人・街・夢」'97 11月27日放送*


*(出演)テレビ大阪「総研」*


*(LP)恋路物語 愛の別れ*